ぴよぴよまんがブログ

月イチで少しボリュームあるささやかなマンガを描きます。青森→東京

「青森の田舎のばあちゃんと百円の命」振り返り

第二課題の提出期限はとっくの昔に過ぎてしまいましたが、描きました。

note.mu

 

以下の課題について描いたマンガでした。

school.genron.co.jp

 

ハエのある種「きたならしい」所作(前足をこすって汚れを落としてるらしいよ…)が「死者の神聖な」所作に見えてしまい一時改心してしまう祖母と、ピンときていない孫、という話を描きました。

 

名刺という課題へのアンサーという点では、とても至らない点がある(前回のマンガを読んでもらっている前提が多少あるので単独だと弱い。そもそもハエを出す時点で敬遠されがち読まれない…)と思っていましたが、現状、自分なりにきちんと描けそうなものはこの話しかありませんでした。

PVがそこまで伸びなかったのは「やっぱりかぁ…」という感覚がありつつ、そこばかり意識していると、漫画を描くことが楽しくなくなってしまうことに気がついたので、これは自分の好きなユーモアに寄せて描くことができて、好きな作品にはなりました。

 

noteでcakesクリエイターコンテストに応募していたところ、一次選考通過していたので、アピールのために焦って仕上げました。「連載できますよ!」という編集さんたちに向けた「名刺」ではありました。(選考対象外の作品なので意味がない可能性大)

 

祖母のことを描くのは一度きりにしようと思っていましたが、色々考えて、今後も何本か描きたいと思うようになりました。第一課題では死というイレギュラーなことを取り扱いましたが、第二課題では、何気ない日々を描くことで、「こういうテイストで何本か描けます」ということを示したつもりです。

あと、読みやすさは意識しました。

 

 

<意識したところ>
・真ん前、真横、真後ろの構図しかほぼ描いたことがなかったので、アングルを増やした。

・ペンのふちどり機能を覚えたので、とりあえず使った(…)。なんとなく漫画っぽさが増した気はする。

・教室の飲み会で「ネットにアップする前に、知人友人に見せている」という人が多かったので、わたしも何人かに見てもらった。ブラッシュアップできてとても良かった。

 

<反省したところ>
・もう少したくさんのアングルから描けるようにする。

・色がガチャガチャうるさかった気がする。

・ヘタ絵路線でいくにしろ、絵柄の統一感を出したい。デッサンなどの勉強が必要だと思う。

・作品によってペンの太さが変わるのは統一感なくってほんとダメ。